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ふと気付くと、2015年もあと一ヶ月。
いろいろあった!ような
毎日淡々と過ぎていった、ような
風のような一年でした。

12月。
cartaは静かに、でも心豊かに
ちいさな棚展を開催します。
ひさしぶりにスペシャルメニューも。

また近くお知らせします!

---

<年末年始の営業のお知らせなど>

12/10(木)~12/23(水)まで「おわんdeおしるこ」開催(12/16は定休日)
12/24(木)振替休日をいただきます
12/25(金)とても楽しみにしている山下達郎LIVE!のため18:20クローズとさせていただきます
12/30(水)定休日
12/31(木)11:00~18:00
1/1(金)12:00~18:00
1/2(土)12:00~18:00
1/3(日)12:00~18:00
1/4(月)~1/11(月)11:00~19:00








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楽しみにしている29日のmama!milkの演奏会。
今回は盛岡、仙台と、東北は2ヶ所での予定です。

盛岡では「冬招く星空と」。
仙台では「冬招く月夜に」。

carta主催の11/29盛岡公演と、ノワイヨ主催の11/30仙台公演。
mama!milkのお二人の音楽が、冬を招く今頃の星空と月夜、どちらの街にも
降りそそぎますように。
たくさんのお客さまにお集まりいただけたら嬉しいです!



只今ご予約を受け付けております。盛岡公演はcartaまでどうぞ。
---

演奏会の前に、盛岡ではお楽しみがふたつ。
まずひとつめは「レコード」。
mama!milkのお二人のご厚意で、cartaにポータブルレコードプレヤーと
mama!milkが出しているのレコード盤が何枚か届きました。





お借りしたレコードプレーヤー、店内に設置しております。
レコード盤をプレーヤーに置いて、そっと針を落とす、音楽が流れ出す。
久しぶりにそんなことを味わう機会をいただきました。
私たちはプレーヤーを持っていないので、レコードで出た「vanilla」を
cartaで聴くことはないだろうなあと思っていたら、こんな嬉しいことが。
先ほどはちょうどシフォンケーキの仕込み途中、「vanilla」を聴きながら
バニラビーンズから抽出したバニラエキストラクトをひとさじ生地の中へ。
きっといつもより大人っぽいシフォンケーキになりそうな気配。

11/29の演奏会までの期間、cartaでmama!milkの音楽をレコード盤で楽しむお遊び。
ぜひお客さまもこの遊びに加わってくださいね。

そしてふたつめは「蓄音機」。
11/2の9演奏会当日はオープニングアクトとして、蓄音機演奏が決まりました。
蓄音機演奏・選曲は大中真之介さん。
盛岡市内の学生の大中さん所有の貴重な蓄音機で、大中さんの選曲で演奏会のはじまりを。
その時の空気全部が詰まっているSP盤。
私は初めて聴いた時、ほんとうに驚きました。
まるごとの空気がそこにあって、あまりにも生々しく胸がいっぱいになりました。
公会堂21号室で流れたらどんなふうに感じるのだろう、とても楽しみなのです。

レコード、蓄音機のSP盤、そしてmama!milkの生演奏。
ちょっと贅沢な音楽の旅をご一緒しませんか?

音楽、音の波を記憶すること、記録すること、聴くこと、様々なことに
思いめぐらす時間になりそうです。

様々な方々の、得意なことや大事にしていることを分けてもらったり集まったり。
そんなふうにしてこの演奏会が成り立っている事が本当に嬉しいです。
ありがとうございます。


今日から11月。
気持ちのよいお天気でスタート。

そんな中、お隣のhomesickdesignの伊瀬谷さんが
cartaの新しいショップカードと名刺を届けてくれました。
11月1日、111に届くとは、期せずして新しいはじまりのようで嬉しいです。



開店当初の何年かは自分たちで盛岡市内の活版印刷所を探し
職人さんとやりとりをしてつくった活版のショップカードと名刺を使っていましたが
なんとなく長い間追加製作をせずにいました。

来年に丸10年を迎えることで
ちょっと新しい気持ちでcartaを見てみたい
わたしたちも店も、もっと簡潔に、気持ちいい風がすっと通り抜けるような
心もちでいたい、そんなふうに思ったこともあり
新しいショップカードと名刺と、そしてwebサイトを作ろうと思いました。
今回はそんな気持ちをきちんと形にしてくれるデザイナーに依頼をして。

いろんな面で、簡潔かついい具合の手がきちんと入っている、というのが好み。
簡潔だけど私たちがぱぱっとなんとなくPCで作ったのと
簡潔だけど、そのことを仕事にしている人の手が入っているのとでは全然違う。

cartaは手紙という意味ということも、今回は改めて意識しました。
一言メモを書いてぴっと貼ったりしたのが、いがいと捨てられなかったり、大事だったり。
話し合っていくうちにhomesickdesignの清水さん、伊瀬谷さんの提案や助言で
「ショップカードもメモ用紙になってもいいかも」という気持ちになりました。
知恵やひらめきを差し出してもらって、私たちが今いいなと思う具合の、簡潔なカードになりました。
嬉しい!ありがとうございます!

一枚をぴっと剥がすお楽しみつき、cartaのショップカード。
どこかで見かけたら、ぴっと軽やかに持っていってくれたら嬉しいです。
もちろん、メモ紙にしてもらったら本望です。

(webサイトはもう少し先のお楽しみです)





21日(水)から開催していた藤川孝之さんによる「Portrait」。

おかげさまで会期が終了いたしました。

午前中から午後の3時くらいまでは光が射しこむcarta。
できるだけ自然な光の中でデッサンを、そして
絵やコラージュ作品の色を見ていただきたいなと考えて
期間中は朝の9時にオープンを続けました。

デッサンにお申し込みいただいたお客さま
お出でいただいたみなさま
ありがとうございました。















藤川さんの生み出すきれいな色がぽつりぽつり点在し
しかもコラージュ作品は日に日にかたちを変え、色が増えました。
そしてふと目を別の場所に移すと、余白のある線画。
光と色と静けさとあたたかさ、そして想像すること。
小さなcartaでそれらを展示出来た事が嬉しいです。

藤川さん、長い滞在おつかれさまでした。
そしてありがとうございました。

またいつか、盛岡のお客さまの「Portrait」をデッサンしていただける日を楽しみに。


なお、11/3までは引き続き藤川さんの絵葉書と版画の販売をしております。
どうぞよろしくお願いいたします。


---

余談として

私自身もデッサンをしてもらいましたので個人的な感想を。

私は視線を定めるために一点を見つめています。
恥ずかしいな、緊張するな、どんなふうに見えてるのかな、可笑しくて吹き出しそう、
どんなふうにしていたらいいかな、などと最初はいろんなことを考えていました。
(あと、朝一番だったので途中うとうともしました…)
しばらくして、たまたま店で流れていた新しいヘニングさんのピアノの音楽と
藤川さんが鉛筆を走らせる音、私と紙を交互に見る集中した視線、わたしの意識、
それぞれがにじみあったときがありました。
そのときに少し心が震えて、藤川さんという目を通してではありますが
紙のうえに現れるのはなにも付け足すことがない、これ以上でもこれ以下でもない
自分なのだなあと思いました。
生まれてから今日までが積み重なった自分、ただそれだけ。
良く見せたいとか、ここを隠したいとか、そんなことを思っても
全ては自分に現れるよね、まあなんだかんだ言っても今日まで生きてきたのが
今のわたしなんだな、なーんて思ったら泣けてきたのでした。

完成したデッサンも嬉しかったし、こう思ったことも嬉しかった。
そんな40分でした。






21日から始まっている藤川孝之さんによる「Portrait」。

26日月曜日まで藤川さんの絵やコラージュ作品、絵葉書の販売をしています。
午前中の自然な光は気持ちが良く、絵の色がとてもきれいに見えるので
期間中は9時オープンを続けます。
よろしかったら朝のコーヒー一杯など。

おかげさまでこの先のデッサンのご予約も満席となりました。
ありがとうございます。

デッサンしていただくお客さまの、ご来店時の少し緊張した表情が
藤川さんにデッサンしてもらった「ポートレイト」を抱えてお帰りになるころには
充実感と感動とが混ざったようなとてもいいお顔に。

出来上がったポートレイトを拝見すると
いつものお客さまの新たな一面をのぞかせてもらったような気持ちになったり
表情の中にそのひとの優しさや意志や芯のようなものを感じたり。

「藤川さんの鉛筆を走らせる音を聞きながら、同じように昔祖父が花の絵を
描く時の鉛筆の音を思い出しました」
「前よりも自分のことが好きになりました」
などと、本当に嬉しいご感想も届いています。

藤川さんのブログでも「Portrait」の様子が見られます。

今日はデッサンに飛び入りのお客さまもいらして私たちも楽しませていただきました。
基本的に藤川さんは在店してらっしゃいますので、明日24日(土)も対応できる時間帯も
ございます。
デッサンのことを気にかけてる方、ぜひお問合せくださいませ。


絵や絵葉書を時間をかけてお選びになるお客さまも多く
嬉しい日々が続いています。




朝晩が涼しくなり、風が爽やかになってきました。
好きな季節のはじまりです。
cartaは二人とも秋冬生まれなので暑さは苦手なほう。
この少しずつ涼しくなって、寒くなっていくときがたまらなく好きなのです。
(そして猫たちも布団に入ってくる季節!)

週末は複数の旅の方から
「旅先の喫茶店でのむコーヒーがこんなに自分にとって大事だったとは」と
と声をかけられました。
はっとしたというのです。
自分の暮らす街の喫茶店で、毎日の生活の中の一部分としてコーヒーを飲むことも
もちろん自分とっていい作用があるんだけど、つい仕事をしたり、この後はあれをやって
その後はここに行って、そしていろんな良くないことも考えてしまう。
けれど旅先だと「追われている」ということが取り払われて
目の前のコーヒーや、今の自分に集中できていることに驚いてしまった、と。
コーヒーを飲む間だけでも、何もしないでゆっくり時間をすごせたのは久しぶり、と。
なるほど、ダイナミックな観光やイベントだけでなく、こんなふうに小さなことでも
旅というものは時にはいいものなのだよなと、改めて思ったりしました。
そしてここを私たちがいつものように整えていればよいのかなあとも。

そんなこんなで、いい日もそうでない日も、毎日を過ごしています。
何年も同じ事を思って、ここにも書いているのですが
やはりこの時期には肌で感じる風や気温などで
cartaの9月15日のオープンの準備をしているころの風景や気持ちが
よみがえってきます。
はかはかと焦っていたり、オープンすることにわくわくしていたり
とても集中していたり、大変なことも楽しく感じたり。

9年が経ちます。
近くから、遠くから足を運んでくださるお客さまに心よりお礼申し上げます。

そして近くで支えてくださっているみなさま
遠くから応援してくださっているみなさまにも
ありがとうございます。

一杯のコーヒーやお茶がますます美味しくなってくる季節。
毎日の生活のなかのブレイクタイム、お立ち寄りいただけますと嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

毎年「あ、今日から秋かな」と思う瞬間があります。
今年は今朝目覚めた時に思いました。
きっと一昨日と昨日のしとしと降る雨が秋の空気を運んで
きたような感じがします。

日中は暑さも残っていますが、空も高くなり
朝と夜に中津川にかかる橋を渡るときには
秋の涼しい風を感じます。

どの季節も個人的には喫茶店にあう季節、と思っているのですが
これからの季節がもしかしたら一番、cartaらしいのかも。
毎日焼いているパンもすこしずつ発酵時間がのびて
ミルクコーヒーやチャイのオーダーがふえて
お客さまが本を読んだり手紙を書いたり、ゆっくりと文章に向かう
時間がふえていきます。

すこし立ち止まって
足元を見たり
空を見上げたり
深呼吸したり

さて、今年の秋はどんな秋かな。






少し前のこと。
8月9日はやすみをいただき、あんざい果樹園へ出かけてきました。
大切な友人を送る会がありました。



2008年、春から少しずつ夏に近づいていたある日。
ひとりの女性がお皿の下にひっそりとメッセージを置いていってくれました。
言葉はほとんど交わさなかったのですが、ゆっくりとcartaでの時間を
楽しんでいって下さったのがわかりました。
帰り際に気持ちの交換が確かにあって、印象に残るお客さまでした。

その何日か後、私たちは福島市でのFOR座RESTへ行きました。
その年はアン・サリーさんのライブの予定もあったのでご挨拶もかねて
お楽しみのライブを目的に。
とても暑い日で、出店されていたお店でなにか冷たいものでもと思い
あるお店の前に立ってメニューを見て、アイスコーヒーとハイビスカスティーを
注文しようと顔を上げると、先日ご来店いただき、嬉しいメッセージを忍ばせて
くれた女性がにこにこと立っていました。
お互いにとてもびっくりして、もう何をしゃべったのか憶えてないのですが
嬉しい!という気持ちをとにかく伝えあって、ずっと前から友達だったみたいな
感情が生まれました。
こんな出会いがあるんだなあと思った忘れられない一日になりました。
それが今はなき、郡山のPLAYTIMECAFEとの出会いで
そして丹治芳江さん(当時は小川芳江さん)との出会い。

プレイタイムカフェをパートナーの丹治さんと営みつつ
芳江さんはアロマテラピーのお仕事もされていました。
芳江さんのアロマのお仕事に接した一番最初は、郡山の駅前のお花屋さんの一画で
開催されていたワークショップ。
イランイランの精油を初めて香り、瞬時に涙が溢れてきたのは忘れられません。
その後は岩手の紫波のビューガーデンさんでもアロマテラビーの講座を開催されてる
ことを知って、芳江さんからNARDのアロマテラピーを学びました。
ずっと興味があったアロマテラピー。今思い返しても芳江さんから学ぶことができて
本当によかったと思っています。
日本のアロマテラピーの黎明期から携わっている芳江さんのお話は、ご自身の豊富な
経験からのものだったし、現実的でした。
cartaでも「アロマの手紙」や「アロマバー」を開いてもらったので、盛岡で
芳江さんのお人柄やアロマの知識に触れたお客さま方もいらっしゃいます。
芳江さんは「必要なかたに届くといいな」といつも願っていました。

2011年3月11日たまたま紫波でのお仕事の前にcartaに立ち寄ってお茶でも、と
思ってたそうで、そのときにあの地震。
あの時間に居合わせたお客さまと店の外に避難していたら、中津川の方から手を振って
歩いてくる芳江さんを見た時は本当に驚きました。
その後、交通事情により郡山に帰ることが難しくなり、芳江さんと私たちは
10日間ほど一緒に過ごしました。
芳江さんは原発のことにも詳しくて、そのときにいろいろ教えてもらいました。
離れている福島の家族や友人たちに早く避難するように、といつも電話をしていました。
毎日毎日、もどかしい思いで携帯で電話をしている芳江さんを見るのは
とてもせつなかったけれど、何も言えませんでした。
ただ一緒に毎日起きてご飯を食べて寝る、それを繰り返しただけのような気がしています。
その後、その時の事について芳江さんから手紙をいただいたことがありました。
まだあの日々のことをうまく書けないんだけど、一番近い言葉は
「ありがとう」だと思う、と。
芳江さんからはよく手紙が届きました。
いつもまっすぐな気持ちが届きました。
そして同じ喫茶店として仕事をしている同士、丹治さんと芳江さんと、いろんな話をしました。

震災のあと、お二人の郡山のご自宅は半壊だったので引越しがあり
さまざまなことを考えた結果なのでしょう、PLAYTIMECAFEを閉め
そして芳江さんに卵巣がんが見つかりました。
おふたりやそばにいいるまわりのご友人たちと心地よい方法を探って
とても元気になった時期もありましたが、5月にはホスピスに。
精油やコーヒーの香りに囲まれたその部屋はまるで芳江さんのお部屋そのものでした。
体調の良い日はホスピスで働く方々にアロマテラピーの講座をされていたと聞きました。
そんな中、6/29に旅立たれました。

芳江さんと長年親交の深かった、蓼科のハーバルノートの萩尾エリ子さんも
送る会にいらしていました。
芳江さんとエリ子さんのやりとりをよく芳江さんからお聞きしていました。
私も何度かエリ子さんと会うチャンスがあったのですが
不思議と何度も惜しいすれ違いがありました。
その度に芳江さんは「会わせたいなあ、盛岡にエリ子さんと一緒に行きたいなあ」
「けどそのうち一番いいタイミングが来るからさ」と笑っていました。
それが芳江さんを送る会だなんて。
エリ子さんは「芳江ちゃんがやっとあわせてくれたねえ!」と手を握り合って
おっしゃいました。
幸せなことにその日はエリ子さんのワークショップもあり、私たちは運よく
受ける事が出来ました。芳江さんとエリ子さんのワークショップ、ですね。
食べることが出来なくなった芳江さんのために、エリ子さんは
朝食、昼食、夕食、と素敵な香りのジェルを作って届けていたのだそう。
その香りがとても心に響いて、私も隣にいた友だちも涙が自然に流れました。

あんざい果樹園の敷地内、cafe in caveの建物の中で芳江さんに会うことができました。
たくさんのお花と、そして芳江さんのいろんな写真や、精油、ハーブの本。
丹治さんと芳江さんが描かれた絵。
ギャラリーではいつものように器が見られたり、アロマテラピーのワークショップが。
外では芳江さんと親交のあったミュージシャンの方々が太陽の下、果樹園の庭で
思い思いに音楽を奏でた一日。
木下ときわさん・新美博允さん、坂ノ下典正さん、青木隼人さん、吉田慶子さん。(演奏順に書きました)
先述のエリ子さんや、長年親しくされていた武藤類子さんが
芳江さんの思いでを語りました。
時々ほんのちょっと、空からは雨が落ちてきたりもしました。
そばでは丹治さんの焙煎したコーヒー豆を使ったコーヒーやかき氷。
いろんな場所からここに集まったひとたち。
再会も、出会いもあって、みんなそれぞれの過ごし方で芳江さんを思い出して
芳江さんと一緒にいました。
こんなふうに旅だったひとと一緒にいられる時間、すばらしいと思いました。
蝉の声、果物のかすかな甘い香り、風、緑、太陽、笑顔、うたごえ、穏やかな音楽。
本当に本当に気持ちがよくて、楽しかった!
エアポケットのような夏のよい一日でした。

芳江さんがこの世にいないことは事実なんですが
不思議と希望というか、こころの中にあたたかでかすかな決意(この言葉じゃないかもしれないけど)みたいなものがあるのです。
あの場所にいたひとたちも、そんな気持ちでいるんじゃないかな。
芳江さんと知り合えて、芳江さんが芳江さんの方法で生きていたことを
実感してるからだね、きっと。

「芳江さんのこと」と書いたけれど、ほんの一部分。私たちが接した一面。
たくさんの方が芳江さんとのあたたかい場面をもっていらっしゃると思います。
この先、ふとしたときに芳江さんの笑った顔や一言を思い出すのだろうな。
ほんとうにありがとう。



PLAYTIMECAFE、今は店舗はありませんが、丹治さんはコーヒー豆の焙煎をしています。
出張PLAYTIMECAFEで時々コーヒーを淹れていることもあるそう。
そんなニュースを見かけた時はぜひ遊びにでかけてみてくださいね。










先日の8月14日は早じまいをしてドリンクをお届けに。

cartaでは「R展」などでお世話になっております、RiZM Closetさんが
この度開運橋近くに移転され、移転後最初のエキシビションの開催にあわせて
ご要望があり、行ってまいりました。

(過去のR展234

8月11日に終了した「作用の棚」の撤収作業中
cartaの前に停まった一台の車「用の美号」。
RiZMの中村さんと、ひとめ見ただけで惹かれるなにやらとても格好のよいお二人。
そんな三人組がコンパクトな車から降りてきました。
作品の多くは既に箱の中に納まっていましたが、熱心に展示作品やcartaを見てくださったのが
ベルギーのアントワープからいらした「JAN-JAN VAN ESSCHE」という洋服を
作っているヤンヤンさんとピエトロさんでした。
(あ、展示されていた品々は東京のRoundabout/OUTBOUNDというお店に行けばまた見れます、とお伝えしましたよー、小林さん)
JAN-JAN VAN ESSCHE」は中村さんのRiZM Closetでお取扱されています。

百聞は一見にしかず。
これにつきます。
「JAN-JAN VAN ESSCHE」(ヤンヤン ヴァン エシュ)の洋服は、洋服にまつわる
いろんなルールから一つずつ自由になって、janjanの洋服ひいては洋服を着る
ひとたちへの思いが、必要(過度ではない、不必要だと思われる装飾的な一手がない)な縫製と形から成る美しいバランスで出来ているなあと思いました。

「服を着ることで心地よさ、快適さにつながったり、よろこび・楽しさになったり
自尊心につながったり、そのことが日常に心の解放と自由を連れてくる」
というようなことをトークの場でお話しされていました。
(フランス語の通訳は、書家の佐佐木實さん!)

ヤンヤン、ピエトロ、とてもエレガントで目が温かかったな。
ヤンヤンがライブドローイング中、私たちはピエトロの動きがよく目に入る場所で
お茶をお出ししていたのですが、ほんとうに手の先までピエトロの所作が美しかった。
それを見ているだけで気持ちが良かったのです。
アントワープのお二人のお店に行ってみたくなりました。

洋服、物、一杯のコーヒーやお茶、それぞれ目の前にあるものは違えど
見たり感じたりしていることにお互いに通じることがあるとわかって
静かだけどエネルギッシュなそんな夏になりました。

RiZMの中村さん。
淡々と穏やかにマイウェイを行き、素晴らしいことを盛岡でされています。

ここにいながら知らない世界、楽しい事を伝えて見せてくれるいろんな方々に
感謝です。

追伸
今回はお二人と洋服をイメージしてハーブティーをブレンドしていきました。
ルイボスをメインに、ローズ、オレンジピール、ペパーミント、ローズマリー、
ダージリン。仕上げにほんの少しストロベリーシロップを加えました。
温かくしても、冷たくしてもお飲みいただけるブレンドになったように思います。





この一週間は夏休み、お盆休みでたくさんのお客さまにお出でいただきました。
ありがとうございます。

お盆の少し前には、7/16-8/11に開催していたcartaでの
「作用の棚-OUTBOUND-」も終わり、これで今回の「機能の箱、作用の棚」は
すべて終了いたしました。
ご来店いただいたみなさま、ありがとうございました。

cartaは一杯のコーヒーやお茶を飲んでいっていただく喫茶店で
でも、コーヒーを飲む、お茶を飲む、といういう行為が
来てくださった方の、なにかささいなことに作用するかもしれない
したらいいなあ、とずっと思っています。

実際に機能的なものは機能的な面だけでなくて、それを使うことによって
「使いやすいなあ」「気持ちいいなあ」という気持ちが生まれますよね。
美しくて機能的なものを身近に置いて実際に使う事で気持ちがよい。
これって充分に作用していることです。

今回「作用の棚」に集まったOUTBOUNDからきたいろんなものたち。
こういうものも、ひとつ空間に置くだけで「ああいいな」と思ったりします。
たとえば硝子の玉や、土器の花器、美しいオーバルのかたちの箱。
ひとつ置いただけで、いつもの部屋がちょっと変わる。
「ああなんかいい空気になったな」という自分の思いがその空間に伝わって
また別のことに対して考えが向いたりする。
こんなこともすてきな作用だなあと思います。
これらを見ると自分の気持ちがリセットされる。
それは自分にとっては機能的な面があるということ。

こうやって機能と作用は、機能が表になったり作用が表になったり
そして側面をにじませて一緒になっていくものなのかなと思います。


Roundabout/OUTBOUNDの小林さん、FUJITOの藤戸さんにも大きな感謝を。
およそ一週間を盛岡に滞在し、ほぼ一緒に過ごしました。
そんなことも大人になるとなかなかないし、とても貴重な時間でした。

小林さんの設営風景をそばで拝見できたこともラッキーでした。
藤戸さんがユーモアたっぷりにご自分を先に見せてくれつつの
デニムをはじめとする確かな経験によるお話はもっと聴いていたかったです。
言葉で交した部分以外にも、見て感じたいろんなことがあります。

「音楽の作用」と題して演奏していただいたピアノのTakuro Kikuchiさん
そしてギターの青木隼人さん。
お二人の音楽も今回の展示にはぴったりのものでした。
いろんなご縁が重なってrasikuで「機能の箱」を、cartaで「作用の棚」を
開催したことは、それぞれが日々思っていることを、それぞれが関わって
目に見える箱と、棚に、表したのだと感じています。

たくさんのお客さまに足を運んでいただきました。
cartaはとくに期間も長かったので、何度も見に来てくださった方もたくさん。
ほんとうにありがとうございました。

この箱と棚が終わっても、どうぞいつもの日々の中でrasiku、cartaに
足を運んでいただけたら嬉しいです。

そして吉祥寺のRoundabout/OUTBOUND、福岡のFUJITO(たとえ行けなくともrasikuで
デニムや洋服を手に取る事ができます)へも、いつか行ってみていただけたら。



撮影:小林和人さん





お知らせ

<店舗案内>
喫茶carta
〒020-0023
盛岡市内丸16-16
(県民会館裏手)
MAP
019-651-5375
定休日 毎週水曜と最終火曜
営業時間 11:00~20:00
駐車場なし
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