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紫陽花の見頃はこれからというのに、まるで夏みたいに暑い盛岡です。
店の前の隙間カモミールは元気に育っています。
そして昨日からは「おいらもいるよ」と一輪、朝顔も咲き始めました。

昨日の休みは東京から来た友人とゆっくりランチをしたり
買い物をしたり、映画を見たりして過ごしました。
このごろは久しぶりに会うのにまるでそんな感じがしない、ということが多く
そんなことで「大人になったなあ」としみじみ。

ここ最近、村上春樹さんの新刊を持っていらっしゃるお客さまが続き
読むタイミングと場所を、cartaで、と選んでくれたのかーと思うと嬉しいです。
今のところはそれを読んでいるお客さまを眺めては
早く読みたいな、でももうちょっととっておこうかな、などと思いめぐらし
タイミングを待つ楽しみを味わっています。

ん?

スミマセン!村上春樹さんの新刊に限らず、でした。
「この本を読むならここで」とか「手紙をここでゆっくり書きたかったので」
とおっしゃってくださる方が多いこと、ありがとうございます!

それではこのへんで
7月1日のcartaで行われる蚤の市の続報をお伝えします。

carta以外には

菜園のインテリアショップのHolzさん
本町通りの岩井沢工務所さん
盛岡で織物をしている友人、布モノを作っている友人
そして前回もゲストだった文筆家の木村衣有子さん
が参加します。
(今現在のところ。店番も、という訳ではありません。)

それぞれ今まで大事にしてきた雑貨や本や洋服などが
メインになるとは思いますが
各自自由な出店にしているので何が出るのかはお楽しみ。

当日はマイバッグや小銭をご用意いただけますと助かります。
ご協力をよろしくお願いいたします。
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ふと気付くと
今日は夏至。
そしてもうすぐ新月です。
ここから始まり、って感じでしょうか。

ここ最近、いろいろと心の中が忙しかったのですが
個人的になんか区切りを得たような感じです。

こんな日は昼下がりに
ビールかシードルを飲み干したい気分です。

7月1日のcartaでの蚤の市。
少しずつゲストの方が増えてきています。
(当日その場にもいるというわけではありませんが)

そして7月中には秋のライブのお知らせもさせていただきます。
お楽しみにお待ちくださいませ!



写真は昨日のエコマーケットへの出前のひととき。
新鮮な野菜やハーブ、おいしいお菓子がたくさんでした。
お出でいただいたお客さま、ありがとうございました。




先日、店に着くと、ドアノブに紙袋がかけられていました。
見ると丁寧に保ってあるつぼみのバラでした。
そのつぼみは、とても優しくて気品のあるピンクで
でもどこかでいちごミルクを思い出してしまう
幸せ度満点な色でした。

数日が経って、いい香りとともに咲き始めました。
見ているだけでいい気分。
香るとさらにいい気分。
愛情をたくさん注いでもらったんだろうなと感じます。
そして今度はそのバラが自分たちに愛のお裾わけをして
くれているのかもしれません。

後日、別の方からそのつぼみと同じような形で
同じような色合いの、おいしいマカロンをいただきました。
いちごミルクのマカロンです。
個人的にいちごミルクは永遠の幸せアイテム。

お二方に共通するのは花を慈しんでいらっしゃる
大人の女性ということ。
ふと気づくとそんな大人の女性がまわりにたくさんいて
さりげなく支えてもらっている気がしてしまいます。
そんな大人の女性たちに花のことやいろんなことを教えて
もらえているなんて幸せだよなあ。

などとバラに話しかけていた、雨の一日。





店の前のわずか10センチくらいの幅の土スペース。
何もしていませんが、今年もバラがたくさん咲きました。
自分たちが店を始める前からここにあるバラです。

それから信じられないような場所にカモミール。
店へ入るドアの前の階段の隙間。
種もまいていないのに、どうしてここに?
思い当たるのは、ハーブティーとして一度飲んだ後のものや
びんの底に残った粉々のカモミールを床に撒いて掃き掃除を
した時に種が飛んだか、いただいたカモミールを店で飾って
いたときに種が飛んだか。
いずれにせよ、こんな場所で花を咲かせてくれるとは。

初めて花を咲かせたその日、これはカモミールだと思うけど
心当たりがないし、まさかこんなところでねえ、と
二人でなんとなく確信が持てないでいたら
ビューガーデンさんと、福島からプレイタイムカフェさんがご来店。
専門家お二人に「これは間違いなくカモマイル!」と確証をいただき
さらに嬉しさと感動が倍増。
10センチほどの高さしかなく、そしてギリギリ踏まれないところに
咲いているこのカモミール。



さらに反対側の方の土スペースでは、壁からミントがにょきにょきと。

見ているだけで嬉しくて
植物からヒミツのメッセージをもらったような気分です。

今日みたいなしとしと雨の日にかけることが多いCDの中のひとつ
吉田慶子さんの「Samba Cancao(サンバカンソン)」。
(雨でなくとも、夕方から夜にかけての時間帯にも登場回数多し)
ピアノと声だけのしっとりした音楽。
もともとピアノと声という組み合わせは好みなのですが
さらに好み。

※ちなみにこのCDに関しては、今出ているクウネルでも紹介されています。

吉田さんといえば、今年の1月に福島でお味噌の仕込みを
ご一緒させていただきました。
地面に落ちている大豆のさやを発見して大喜びしていたり
とにかく楽しいことをいつもそばに置いておける方、という
印象が残っています。

夏にはまた新しいアルバムが発売されるとのこと。
楽しみにしています。

そしてどうぞみなさまも楽しみになさっていてくださいませ。
うふふ。




店の前の通りには「桜小路」という素敵な通り名があるのです。
大家さんやタクシーの運転手さんから聞きました。
盛岡の書店のブックカバーの古い地図にもちゃんと
明記されていました。
いい名前だと思います。

最近、この桜小路にピカピカの電光板がかけられまして
店の看板はさらに見えづらくなったみたいなのですが
前と変わらぬ場所に看板は下がっていて、錆び続けています。

どうぞよろしくお願いいたします。

明日は県民会館でユーミンのコンサートがあります。
17時現在、5台の大きなツアートラックが集まってきました。
さすがです。

実際にコンサートに行くわけではありませんが、この様子を見ていると
こちらまで期待が高まります。
連休中を含めて今日まで13連勤だったのが、あと数時間で
「明日は休み!」という安堵感・開放感も加わってのことかもしれません。
というわけで、店内の音楽もユーミンにして楽しんでいます。

そういえば先日、東京に住んでいるお客さまがご来店。
開店した当初から(学生だったなー)、そして東京へ引っ越してからも
帰省の度に顔をみせてくれていた二人。
その二人が晴れて入籍をすると聞き、じーんとしてしまいました。
最近はナミダもろくなってしまってすぐに目が赤くなってしまいます。
だってほんとに可愛い二人なんだもん。
今まで通り仲良くますます幸せに、と心から思っています。

昨日、店が終わってからご近所のTSUTAYAへ。
その途中久しぶりに背中に3つのダンゴ模様発見。
道端で丸まっていたZAZENでした。
おお、お前も元気に連休を過ごしていたんだね、と挨拶をしたら
ニャ、と小さくお返事をもらいました。
お客さまの中には愛猫家が多いのか、よくZAZENの消息を聞かれます。
相変わらずボサボサの毛並みですが、元気でやってますのでご安心ください。

ここ数日は昼下がりに気持ちよくビールを飲み干すお客さまがチラホラ。
見ているこちらまで爽快でした。

連休も終わって、街にも少し静けさが戻ってきて雨も降りそうな気配。
街も人も、大きく深い呼吸を思い出すような感じがします。

cartaでは毎日手ごねで丸パンとベーグルを作っています。

「喫茶店にはトーストがある」のがいいなと思う、そんな感覚からです。
コーヒーや紅茶(時と場合によりシードルやビール)と定番のトーストやサンドイッチ。
いつもそういうスタンダードなものが食べられる喫茶店が好きなので
メニューを決めました。

かなり以前のブログで、パンを作るいきさつはまた今度、と書いていたので
書いてみます。

初めて自分でパンを作ったのは、今から13年くらい前のこと。
仙台に住んでいたときに相棒の東京への転勤が決まりました。
その時はちょうど足首のじん帯を切っていて、松葉杖をつきながら
いろんな手続きやら引っ越しやらを。
知人が誰一人いない東京で、相棒も朝に会社に出勤してしまうと
夜遅くまではひとりの時間。
しかも怪我のために思うように動けない。
そんな時、相棒が連れてきた新しいお友達、インターネット。

日がなネットサーフィンの毎日でサーフィンの腕前は上達する一方。
そんな中、ひとつのパン教室を紹介している個人サイトに行き当たりました。
その教室は少人数制で計量から焼きあげまでの全工程を一人でやる、という
興味深いものでした。
昔からお菓子やパン作りには全然興味がなかったし
東京に来たからおいしいお菓子やパンは買いに行けばいくらでも手に入るし
と思っていたのですが、その時はいろんな面でやさぐれていて
「絶対やらないと思っていたことをあえてやってみたい」
という気持ちで通ってみようかなと考え始めていました。

当時、自分の中には「お菓子やパンの教室といえば女性がふわふわ集うお稽古ごと」
というような勝手なイメージがありました。
でもそのパン教室はそういう空気がないように感じてメールで応募をしてみました。
少し待つ期間がありましたが、足も治って丁度いいリハビリになる頃に第一回目があり
はたと気づくと3年の間通い続けていました。
初めての日のレシピの紙には作業中に飛んだ粉やなにやらでできたシミがたくさん。
本当に焼きあがったパンを目にしたときは「人間、やればできるんだなー」と
納得感と充実感がありました。
パンを作るなんて時間もかかるし、大変そうだし、と考えていたけれど
ひとつずつ工程を重ねるだけのことで、とてもシンプルなことでした。

今思うと、一人ずつの完結した作業で4人のクラスということが自分に合っていたのだと思います。
そして先生が、ああしてこうして、みたいな難しい説明よりも
教科書通りではなくて、やってみて、そしてその状況を自分で判断して選択肢や方法や
楽しみを増やしていくということを大切にしていること。
楽しく、自分のパンを焼いてみる、というこの教室じゃなければ
やっぱりパンは難しくて手間がかかるという印象で終わっていたかもしれません。
一緒に過ごした同じクラスの方々も個性的で、うまくできても、そうでなくても
みんなが自分らしくいられる時間でした。
その間に喫茶店で働くようになったりと、自分自身の中でも多方面に興味が広がっていきました。

その後、教室で先生のお手伝いをさせてもらうようになって半年。
楽しくなってきたなと思ったらまたまた相棒の転勤が決まり青森へ。

作れるようになったから家で毎日パンを焼く、みたいなことは全然なく
どちらかというと気が向いたとき、久しぶりに焼いてみようかなとか
ちょっと自分で焼いたのが食べたいなとか思ったときに焼けるということが
嬉しかったりしました。

今こうして店で焼いているのも、あの教室があったから。
先生に感謝です。

バス時間に遅れそうになり、コンクリートの百段階段を一段飛ばしで駆け下り
そして足を踏み外して右足首靭帯二本断裂したのは、そのためだったのでしょうか。

さっき、今日は「コナモンの日」と聞きました。
そういえば相棒は今朝、小麦粉25キロを背負って店へ。
今回のブログはここ数日かけて書いていたのですが
なんだかアップするのに最適な日になってたみたいです。




連休中は観光で盛岡へいらしたお客さまや、帰省の方
いつもはおひとりでいらっしゃる方がお友達やご姉妹と一緒にお越しになったり
そしていつものようにのんびりと休日を過ごされる方などなど
たくさんのお客さまに寄っていただきました。
ありがとうございます。

気づくと店の近くの中津川沿いは緑が日に日に濃くなっています。
散歩をしたり川べりに座っていたりする人を見て
いい季節だなあと思いながら歩いています。

今日は連休の最終日。
店のあるあたりは静かで、まるで日曜日の午前中みたいです。


先日の休み。
中古CDを見ていたら松任谷由実「PEARL PIERCE」と
矢野顕子「JAPANESE GIRL」があり、購入。
レコードやテープで持っていたけれど、それを聞く術を持たない今
CDを買いなおしてでも欲しいと思うものは
中古であること
自分が納得のできる値段のものであること
と決めていて、それにかなったものが一度に2枚!
少し浮かれてしまいました。
後は紅雀、OLIVE、REINCARNATION、NO SAIDE。
ユーミンと松田聖子に関しては気長に。

そして先日の夕暮れ。
ふと忌野清志郎のニュースを思い出し
なんとなく歌声が聴きたくなって、店のiPodに入っていた
矢野顕子と一緒に歌っている「ひとつだけ」と
ハナレグミと一緒に歌っていた「サヨナラCOLOR」をかけたのですが
歌詞も歌詞で、危うく店で泣くところでした。
(そんな気分におつきあいいただいたお客さま、ありがとうございました。)

どんな出来事もそれ自体はいつも一瞬で終わってしまいます。
でも、その時に感じた感情は自分の中に残ります。
ふとした時にその時の感情がわいてきて、その出来事も思い出す。
感情って記憶そのものだな、などと思うのです。
お知らせ

<店舗案内>
喫茶carta
〒020-0023
盛岡市内丸16-16
(県民会館裏手)
MAP
019-651-5375
定休日 毎週水曜と最終火曜
営業時間 11:00~20:00
駐車場なし
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