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昨日、いつもは日中にいらっしゃるお客さまが夕方暗くなってからお越しになり
「この時間帯は灯りがしっとりしていていいですね」と。
そして今日、いつもは夕方暗くなってからいらっしゃる方がお昼にお越しに。
「この時間の光の感じもいいですね」とおっしゃいました。
こんなふうにお客さまに店のいろんな表情を見てもらえるのはとても嬉しいです。
そういえば昨日は今季初、水抜きをして帰りました。
今年はもう凍らせません。念には念を。
そんな中、先日お知らせしたTocoより
「今日は縁側が暖かくてゴロゴロ中」というメールをもらいました。
縁側でひなたぼっこができるんだー。
う、うらやましいです。
今日は体を温める「エルダーフラワー」のお茶がよく出ました。
みなさま暖かくして過ごしましょう。
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もう山の方ではスキーができるとのことです。
想像がつかずしばし言葉が出てきませんでした。
さて、店で出しているチャイ。
嬉しいことに何人かの熱いファンの方もいらっしゃいます。
よく何のスパイスが入っているのですか?と聞かれます。
メニューには7種類のスパイス、と書いてありますが
作るときによって8種類だったり10種類だったりするときも。
最近は血行を促進するシナモンとジンジャーとフェンネルを通常よりも多めにして
さらに体を温める方向にしています。
明日からは12月。
一年の経つのはなんと早いことか。
何もしていないような気もするし、いろんなことをしたような気もします。
一年の締めくくり、実りある日々でありますように。
店が始まるあたりから雨みたいな雪みたいなものがずっと降りっぱなし。
そんな中、足を運んでいただきありがとうございます。
今日は新月、そして誕生日。
去年はひとつ歳を多く覚えていた母からは「何時何分に産まれたんだよ」ということと
「早いものだねー40になりつつ」という本当の歳がわかっているのかいないのか
なんだか微妙なメールをもらいました。
同じ歳の友達には「わたしたち、かわいいおばさまになりましょうね」と。
いつもこんなふうに力が抜けつつも心に残る一言。
空には月はないけれど、新月の放出のエネルギーを感じていらないものを手放して
新しい自分の誕生ですね、と言ってくれた格好いい先輩。
しょうがシロップを分けた友達からは「効きそうな刺激が素敵、おいしい」という
感想とともにお祝いメッセージを。
ちなみにしょうがシロップは前述の同じ歳の友達から教えてもらったもの。
今日みたいなお天気の日に、たくさんお客さまに来ていただいたのは
きっと私の誕生日を祝いに来てくれたに違いない、と思い込みを決めたら
ほどなくほぼ満席になりました。
何も言っていないのに
聴きたかったCDを今日貸してもらいました。
欲しかった写真のデータが届けられたり。
抹茶クリーム大福やりんごジュースやほうれんそう
樽のワインのおすそ分け。
まるで私に必要な色ですよ、といわんばかりのローズ色のお酒と花束。
いつもベーグルを食べる方から「今日もおいしかった」と言ってもらえました。
いつも二人で来店される方が初めて一人でお越しに。
いつも一人で来店される方が初めて二人でお越しに。
どちらの方もゆっくりされて帰りました。
そうだ、借りたCDには貸してくれた方からのメッセージが添えられてあって
「音楽に感謝、と思う今日このごろです」と書かれてありました。
私も本当にそう思います。私も彼女に会ったから音楽の力みたいなものを
改めて信じるようになりました。
つい先日美術館に行って一番心に残ったのは「聖セシリア」の絵と像でした。
やはり面白いです。
店が終わったら「一緒にごはんを食べよう」と誘ってくれた友達が
祝ってくれます。
新月の誕生日っていい日かも。
今日は秋田からハナレ木さんがご来店。
弘前のTHE STABLESさんで小物を拝見したことはありましたが
ご本人に会うのは初めて。嬉しかったです。
そして岩井沢さんの奥さまがご来店(というか呼び出し)。
一瞬店内にいる5人が全て秋田県人でした。
いろんな話が出来てよかったです。むふふ。
秋田を離れて13年、相棒は16年が経ちます。
そんなに不思議なことでもないとは思いますが、盛岡に来てから秋田の人と
知り合うことが多くて秋田を思う気持ちが少しずつ変化しています。
実際のところ、本当はどこに住んでいるのかなんてあまり重要ではないような
気がしています。
どんな人と繋がって、どんなことをして、どんなことを考えて
どんなふうに生活して、というようなことが自分で納得できていたら
たとえ何かとの間に物理的に距離があったとしても
何の問題もないのかもなと思います。
「盛岡に住もう」と思って、そしてここで店を始めて
いろんな人に出会うことができたからそう思えるようになったのかもしれません。
連休はたくさんのお客さまにお越しいただきました。
県外からの方も多かったように思います。
店で久しぶりに再会、といったふうのお客さまもいらっしゃいました。
そんなときの場所にcartaを選んでいただいたこと、とても嬉しいです。
今日は店が終わってから20:45からの「トウキョウソナタ」を見に行く予定でした。
どうしようかな、と思っていたのですがhinaさんのブログが決定打になりました。
そんなとき、今日の20:44の最終の新幹線で東京に帰るKさん(イコールYさん)が
Sさんと一緒に店に寄ってくれました。
Sさんは今週の金曜日には盛岡を離れるとのこと。
また盛岡でも東京でも会えるとは解っていても、なんだか名残惜しくて
最終の新幹線に間に合うようにごはんを一緒に食べてからお別れしたくなり
早めに店をクローズさせていただきました。
18時半以降にお越しになられた方、本当にすみません。
こぼれそうになったナミダを保持したまま映画を見に行った訳なのですが
映画館を出たときは、今日この映画を見てよかったなあと思いました。
しみじみといい映画だったなあと本当に思ったのです。
映画の中の人たちも、自分の周りの人たちも、もちろん自分たちも
みんなそれぞれにいろいろあるけど生きて次に進んでいるんだ
というあたりまえのことを思い出したような、そんな気分になりました。
店の近く、中津川沿いの大銀杏は見ごろをむかえているのですが
今日は冷たい雨が降っています。
明日からはいよいよ天気予報にも雪マーク。
しかも気温もぐっと低くなる模様。
去年みたいにドッサリ落葉しないといいなと思っているところです。
雪予報の後、いろんな人から「今年は凍らすべからず」とご忠告が。
帰ったら必ず水道の水抜き方法の復習をします。
ところで、昨晩は盛岡での生活を終えて東京へ戻る夫婦の送別会をしました。
店のオープンと同じ時期に盛岡へ赴任してきた新聞記者のSさん。
cartaを一番最初に取材してくれたのがSさんでした。
Sさんはその前に何度か店に足を運んでくださっていて
とくに話をするわけでもないのですが、やさしげな佇まいが
とても印象に残る男性でした。
同じ頃、背の高いKさんという女性もよく来店されるようになりました。
名前を知ったのは領収書に苗字を書き込んだからです。
Kさんは席でいつも何か書いていて、潔い空気をまとっていて
まっすぐ目を見て「ありがとう」と言ってくれるのが印象的でした。
Sさん、Kさん、それぞれがどこに座ったか、今でも記憶しています。
取材後、しばらくしてからSさんと少し話すことができました。
どうやら奥さまは東京で「書く仕事」をしていて、月に数日だけ
盛岡に滞在しているとのこと。
お名前をお聞きすると(とても聞きたくなった)
Yといいます、ちょっとおもしろい漢字の、と返ってきました。
教えてもらった漢字をぼんやり思い浮かべたら、シナプスがひとつ
またひとつ、ゆっくり繋がり、「あ!」「え?」と奥さまの名前と本が
同時に頭に浮かんできました。
とても寒い冬のある夜。
(今日はもう書くことも尽きた、という感じの)Kさんを閉店間近に
迎えに来た人がいました。
慌てて駆け込んできたその人は前述のSさんにとても似ていました。
でもその時のSさん似の人はあまりに慌てて駆け込んできたので
Sさんにとても似ているけれど、自分たちの知っている「Sさん」ではない
別人だ、という見解でした。
後日、取材の記事の載った新聞を届けにSさんが店に来てくれたとき
傍らにKさんがご一緒でした。
あれ?このお二人はお知り合いだったの?え、もしかして夫婦?
Sさんの奥さまのおもしろい漢字のYさんって、Kさん!
Y=K!
ああ、領収書にいつも書いていた苗字Kは彼女の仕事の時の苗字。
そして一瞬とはいえ、二人一緒のところを自分の店で見ていたのに
あのときは「Sさん似の別人」と思い込んでいたので
全然気づきませんでした。
「Sさん似」の人はSさん本人でした。
S'=S!
またもやシナプスがひとつずつ繋がり、Yさんの顔情報が追加され…。
というわけで
1つのテーブルで向かい合っている二人を初めて見たとき
自分たちの店で起こったひとつのドラマ?が完結したような気分でした。
それ以来仲良くしてもらっています。
盛岡での飲み友達が少なくなってしまうのは正直かなりさみしいのですが
今まで離れて暮らしていたのだから、よかったなあと思います。
ちなみに送別会はSさんの出身地である広島のお好み焼きを
教えてもらいながらみんなで焼きました。
次にS夫妻に会うときまでには、みんな上手に焼けるようになって
いるはずです。
昨夜の「こまりいりまめ終焉の旅ライブ」
独特の気配につつまれて、無事終わりました。
川手直人さん、そして寒い中足を運んでいただいた
みなさま、ありがとうございました。
今日の県民会館まわりは民謡を聞きに来た人たちで
ごった返していましたが、そんな日は決まって静かな店内。
日曜日の昼下がりの日差しが心地よかったです。
ふらりと遊びに来た友人二人と長話(えびす講について)。
自分たちも好きな飲み物を用意して一息つきました。
ぐっと寒くなってきて、店の近くの大銀杏も紅葉率20%くらいでしょうか。
初雪、降ったと聞いて驚いています。知りませんでした。
みなさま、あたたかくしてお過ごしくださいませ。
追伸
写真にチラリと写っている壁の版画は
今春岩手大学を卒業した千葉さなえさんの版画です。
さなえさんは、栃木県にある鹿沼市立川上澄生美術館の
第14回木版画大賞を受賞し
11月8日(土)~2009年1月12日(月)まで
「ちばさなえの版画」として展示が見られるとのこと。
ちょっと遠いですが、機会のある方はぜひ。
cartaでのライブがちょうど展示初日の11月8日。
ライブの雰囲気に合うかなあと思ってさなえさんの版画を登場させました。
昨日今日とご来店のお客さまで足を止めて見ていかれる方が多く
よかったなあと思いました。
開店してほどなく、バイクでふらりと乗り付け友達が入ってきて
「あんぱんふたつとホットミルクのラム酒入り、今日のあさごはん」
というオーダーをもらいました。
背が高くて山も登るし激流でカヌーも漕ぐ彼ですが、秋が来ると春まで
ホットミルクしか頼みません。
最初は「ホットミルク」と口に出すのが恥ずかしい様子でしたが
今はそれしか言いません。
それにしても、あんぱんとミルクって一等賞くらいの組み合わせだと
個人的には思います。
ここ一ヶ月ほどカウンターの花瓶にはユーカリを入れていました。
葉っぱの形がちょっと珍しいので
「これは何ですか?」とよく聞かれました。
ユーカリがあるとなんとなく気持ちも清々しいような気がして
紺屋町の花屋「ほそ野」さんにて同じものを二度購入しました。
先日ハーブ教室の際に岩佐さんがcartaに来たときもユーカリでした。
すると後日、こんなことをご自身のブログに書いてくれました。
この葉っぱに目を留め、しばし眺めているお客さまもたくさん
いらっしゃいました。
何か心に言葉が浮かんでいたのかもしれませんね。