おいでませ、mama!milk

＜ mama!milk公会堂LIVE carta店頭でのチケット発売開始！＞

コントラバスの清水さん
アコーディオンの生駒さん、のお二人からなるmama!milk。



4/8（日）に岩手県公会堂で演奏をしてくださいます。
普段は京都にお住まいですので、東北での演奏は長年の（！）
夢だったのだそうです。嬉しいお話ですよね。

昨年秋に北東北まで素晴らしい演奏と幻燈を運んできてくれた
ランテルナ・ムジカのお二人から熱いご縁をいただき
mama!milkの北東北での演奏会が実現することになりました。
なのでランテルナムジカのトウヤマタケオさん、nakabanさんにも感謝。
となると、ランテルナムジカを紹介してくださったラジオゾンデにも。
となると…青木さんにも、ひいてはコバヤ…。
みたいに、今回はさかのぼっていろんな方々の顔を思い浮かべました。

ありがたいことに「次は誰ですか？」と、興味を持ってくださるお客さまも
いらっしゃるのですが、はて？と考えてみると、cartaで企画する演奏会などは
ほとんどが縁の繋がりで実現するものばかりです。
「次はこれを！」なんてことは全然なく、気がつくと目の前に
機会がやってきて、楽しかった、また今度！とお別れする、という繰り返しです。
本当に嬉しいことだなと思っています。

mama!milk に関しては、今までご縁があって盛岡で演奏してくださった
tico moon のお二人や、ラジオゾンデの津田さん・青木さん
前述のトウヤマさん、nakabanさん、そして最近だとヘニングさんの
レーベルの福園さんなど、みなさんがmama!milk のお二人のことを
尊敬していらっしゃるのを感じて、こちらも身が引き締まるのでございます。

mama!milk の今回の北東北の演奏会はコントラバス・アコーディオンの
本当にお二人だけのシンプルな構成になります。
この二つの楽器を操るお二人の動きや表情、静かで熱くて濃密で
きっと見たこと・感じたことのない時間になるような気がしています。
官能的、というcartaブログではまず出てこなそうな単語も書きたくなるくらいです。
むふ！

そういえば、最近ふと思うことがありました。
音を生み出す音楽家がたくさんいて、それぞれ様々な音を生み
それを受け取る側が楽しんだり、糧にしたり、元気になったり
何度も何度も聴いているうちにまた違う印象を持ったり
少し離れていたり、また近づいたり
これって例えば、器や洋服みたいなモノと少しも違わないなあと。
モノのうちのひとつ、といっているのではないです。
今日はこれを着よう、この器に入れよう、これを聴こう、と選択するみたいに
自分が生活していく中ではなんら分けてはいないのに
こうやって喫茶店で働いていて、ブログを書いたりしているときには
このお飲み物がイチオシです！なんて書くこともめったにないので
（オススメじゃないものはメニューにのっていません）
音をおすすめするということがなんとなくはばかられる気もしました。
ライブのお知らせばかりじゃん、みたいに思われたらどうしようとか。
これが今の自然な形なのに、自分が分けていたのかなあと思いました。

縁合って出会った音楽家の方たちや、そのひとたちが生み出す音を
少しでもたくさんの人に知っていただきたい、と思うのは自然なことなのですよね。
音楽家が直に演奏しているいわゆるライブから得るものはとても大きいと思います。
だってその人たちそのものもとても魅力的だし、真摯だし、様々な音を
通して相手や自分を知ることができて、影響を与えあって今に至る、みたいな
ところがあるからです。

なんだか公開自己肯定みたいになってしまいましたが
音もいろいろ試していただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

春の訪れとともに
4/8のmama!milk のお二人を楽しみにお迎えしたいという気持ちが
ますます膨らんで来ています。




えと、引き続き日・月・火の朝は8時から営業をしております。
寒い時期限定のあんぱんですが、今季は終了させていただきました。
ご愛顧ありがとうございます。
また寒くなる日まで。