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cartaから徒歩1分33秒(carta今日調べ)のところにある「岩手県公会堂」。
こちらの建物は築80年、東京の日比谷公会堂や早稲田大学大隈講堂と同じ設計者による設計で、建てられた当時は県会議事堂、大ホール、西洋料理店、皇族方等の宿泊所などに利用されていたそうです。すごいですね。
知人からは公会堂で学校のクリスマス会をしたと聞いたことがあります。
ある方は高校の予餞会だったり、映画鑑賞会だったり。
あるいは大人の振りをしていったジャズのコンサートで入ったことがある、とか。
皆さん遠い目をして「もう何十年も昔に…」と思い出話をしてくれます。
そばに県民会館という大きなホールが出来たり、新しい文化施設ホールが出来たりと、公会堂の活躍の場は小さくなっているかもしれません。
でもこの建物が街中に残っているということは、いろんな方々の力があってのことだと思うし、それはとても素敵なことだと、単純に思います。
ライブのために何度か下見に行き、誰もいない大ホールに座ってみた時
時間の積み重ねがないと生まれない静けさや佇まいを感じました。
そしてカーテンを開け放して光が入ったとき、いろんなものを受け入れてきた力強さと優しさを感じました。
ここで、ここに集まる人たちがみんな楽しくなる歌を聴いたらどんなにいいだろうなあと心から思いました。
実際、去年この公会堂でライブをした矢野顕子さんは言いました。
「この公会堂はみんなで残さなきゃだめだよ!」
こんなにいいホールはなかなかないよ、と。
公会堂ホールに入ったことがないという方、ぜひこの機会に味わってみてください。
そして何年も前に入ったっきり、という方もぜひまたあの椅子に座ってみてください。
何も変わってません。
盛岡にはこんなにも大切にされた素晴らしいホールがあるのです。
今日、公会堂のピアノについて面白いエピソードをお聞きしました。
いつかまた書きたいと思います。
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