おもいで

ライブの詳細情報はコチラ



ちょっと思い出話を。

9月13日（土）のライブに出演していただくアン・サリーさん。
初めて生の歌声を聴いたのは忘れもしない平成13年の11月25日。
東京池袋の中国茶のお店での小さな、でもスペシャルなライブでした。
スペース的にはcartaと同じくらいの大きさで
歌うアン・サリーさんはお客さんのすぐ目の前で。
そしてゴンザレス鈴木さんと、サイゲンジさんと。
（今思うとスゴイですよね？）

人の声とはこんなにも美しくて、伸びやかなんだと知り、震えました。
生きてて良かった！
そこまで思うくらい感動しました。
自分の人生の中にこんなふうに思う瞬間があるってスバラシイ！と。
とにかく衝撃的だったのでした。

時は流れて、福島でのFOR座RESTの第一回目のアン・サリーさんのライブでも涙。
そしてまた時は流れて、いつだったかアン・サリーさんのHPにおいて
「ニューオリンズのアン・サリーから暑中見舞い葉書がもらえます」
というような企画に応募したところ、なんと私、当たりました。
前述の「池袋でのライブを見たことがあります」
と書き添えたのが功を奏したのかもしれません。

今回の9月のライブが決まり、ふとこの葉書のことを思い出しました。
葉書を読み返すと、最後に
「東北でもライブができたらいいなと思っています。
それではまたどこかでお会いしましょう！」
とありました。
それが実現するのです。
しばらくじんわりした気持ちを味わい、我に返りました。

このことを最初のきっかけとなった池袋の中国茶の店主に報告すると
「はははははははは！」
と大笑いのメールが帰ってきました。サスガです。
世の中スバラシイ話がたくさんだねと。

本当にそう思います。

という訳で、このライブはとても楽しみなのです。

みなさんもぜひアン・サリーさんの声を岩手県公会堂で聴いてください。
きっとその日が幸せな一日に記憶されると思います。