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cartaを営業しながら、時折tentの活動もしているからかもしれませんが
大変じゃないですか、と声を掛けていただくことがあります。
確かに今までよりはすることが増えて、もう一人自分が欲しい!と思ったり
目の前のやることの列を思って気が遠くなったり
最近は自分たちでも疾走している感じはします。
でも、ふと思いました。
おかげさまで、cartaを始めて明日で丸4年が経ちます。
毎日パンを焼いて、お茶やコーヒーを淹れて、喜んだり、しょんぼりしたり。
きっと「つづくかな?」とまわりでは思われていたと思います。
それでも4年が過ぎて、いま疾走できる状態にいる、ということは幸せなことだなあ
と思ったのです。
一日の中でぶらりと喫茶店に入りお茶を飲むという行為。
それは別にないならないで人の生活は成り立つのだと思います。
生の音楽を聴きに行く、ということもなくてもいいかもしれません。
ましてやいままで聴いたことのない音楽のライブなんて。
手紙を書くということも別になくてもいいかもしれません。
そう考えてみると、cartaは人の生活において
別になくても生きていけるようなことを仕事にしているんだなあと。
でも、そんな仕事が続けられている、ということがとても面白いと
前よりも強く思い始めているのです。
そこにあるたくさんの意味についても。
なくてもいいけど、それがあったら確実に生活は楽しくなったり
なにかの気づきがあったり活き活きしてきたりする。
そういうことを毎日の仕事にできて、自分たちも一緒に楽しませてもらえている
ということは、本当にラッキーなんじゃないかと思うのです。
だからいろんなことに前を向いて行きたいと思うし
前を向いて生きたいとも思います。
何かを新しく始めたり、やったことのないことをするときには
不思議な不安もやってきたり、初めて感じる感情も湧いて来たり
みたこともない壁が現れたりしますが、これから自分は経験のないことをするのだ
と思うとなんだか納得できる気がしました。
とにかく、明日で丸4年が経ちます(その明日は定休日ですけど)。
店に足を運んでいただいているお客さま、見守っていただいているお客さまのおかげです。
それから家族や友達、まわりにいて助けてくれるいろんな人たちのおかげ。
本当にありがとうございます。
ここまで書いて、思い出しました。
そういえば以前、ミナペルホネンの皆川明さんも「口笛を吹きながら疾走する」と
言ってたなあ、と。
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