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この一週間は夏休み、お盆休みでたくさんのお客さまにお出でいただきました。
ありがとうございます。
お盆の少し前には、7/16-8/11に開催していたcartaでの
「作用の棚-OUTBOUND-」も終わり、これで今回の「機能の箱、作用の棚」は
すべて終了いたしました。
ご来店いただいたみなさま、ありがとうございました。
cartaは一杯のコーヒーやお茶を飲んでいっていただく喫茶店で
でも、コーヒーを飲む、お茶を飲む、といういう行為が
来てくださった方の、なにかささいなことに作用するかもしれない
したらいいなあ、とずっと思っています。
実際に機能的なものは機能的な面だけでなくて、それを使うことによって
「使いやすいなあ」「気持ちいいなあ」という気持ちが生まれますよね。
美しくて機能的なものを身近に置いて実際に使う事で気持ちがよい。
これって充分に作用していることです。
今回「作用の棚」に集まったOUTBOUNDからきたいろんなものたち。
こういうものも、ひとつ空間に置くだけで「ああいいな」と思ったりします。
たとえば硝子の玉や、土器の花器、美しいオーバルのかたちの箱。
ひとつ置いただけで、いつもの部屋がちょっと変わる。
「ああなんかいい空気になったな」という自分の思いがその空間に伝わって
また別のことに対して考えが向いたりする。
こんなこともすてきな作用だなあと思います。
これらを見ると自分の気持ちがリセットされる。
それは自分にとっては機能的な面があるということ。
こうやって機能と作用は、機能が表になったり作用が表になったり
そして側面をにじませて一緒になっていくものなのかなと思います。
Roundabout/OUTBOUNDの小林さん、FUJITOの藤戸さんにも大きな感謝を。
およそ一週間を盛岡に滞在し、ほぼ一緒に過ごしました。
そんなことも大人になるとなかなかないし、とても貴重な時間でした。
小林さんの設営風景をそばで拝見できたこともラッキーでした。
藤戸さんがユーモアたっぷりにご自分を先に見せてくれつつの
デニムをはじめとする確かな経験によるお話はもっと聴いていたかったです。
言葉で交した部分以外にも、見て感じたいろんなことがあります。
「音楽の作用」と題して演奏していただいたピアノのTakuro Kikuchiさん
そしてギターの青木隼人さん。
お二人の音楽も今回の展示にはぴったりのものでした。
いろんなご縁が重なってrasikuで「機能の箱」を、cartaで「作用の棚」を
開催したことは、それぞれが日々思っていることを、それぞれが関わって
目に見える箱と、棚に、表したのだと感じています。
たくさんのお客さまに足を運んでいただきました。
cartaはとくに期間も長かったので、何度も見に来てくださった方もたくさん。
ほんとうにありがとうございました。
この箱と棚が終わっても、どうぞいつもの日々の中でrasiku、cartaに
足を運んでいただけたら嬉しいです。
そして吉祥寺のRoundabout/OUTBOUND、福岡のFUJITO(たとえ行けなくともrasikuで
デニムや洋服を手に取る事ができます)へも、いつか行ってみていただけたら。
撮影:小林和人さん
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