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喫茶店を始めてから、音楽を聴くこと、音楽の流れている空間に身を置くこと
演奏会などにでかけることがさらに好きになりました。
音楽と自分の呼吸が融け合って心が震えたり
実際に生で音楽を聴いているとき、演奏するひとの気持ちがびびび、と
伝わってきたりすると
たいていのことはOK、という気持ちになってきます。
cartaに新しいCDが届いています。
津田貴司さんの新作「雑木林と流星群」。
(リンク先は津田さんご自身での解説が読めますのでぜひ)
あちらこちらでのフィールドレコーディングを基に
ギターをはじめとする様々な楽器の音。
個人的には、白衣を着た朴訥な研究者のような津田さんが、ひとつずつ観察して
できた証を、みなさんでどうぞ、と置いていってくれたような印象です。
アートワークはdrop around。
津田さんの待望の新作、今の盛岡の季節に本当にフィットしていて
cartaでも一日の中で必ずどこかで流れています。
寒い時期の星空、澄んだ空気、枯れ葉、ストーブのやかんからの湯気でくもる窓ガラス。
小さい頃に雑木林をひとりで歩いた時の気持ち。
自分にとって大事な断片が次々と目の前に現れるような気がするのです。
盛岡ではラジオゾンデ(津田貴司・青木隼人のデュオ)として2011年に演奏してくださっています。
そのときに「みみをすます」というワークショップも開催しました。
昨年のモリブロ、cartaの街かど企画「音楽家の本棚」で津田さんのセレクトの
本を手にされた方はたくさんいらっしゃると思います。
年末のcartaのcarta展ではインクの滲みのポストカードで参加してくださいました。
さあ、コーヒーでも淹れてみようかな。
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