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またまたcartaに新しくCDが届いています。
NRTの新たなシリーズ「quiet border」のCD。
藤本一馬さんの新作「Dialogues」。
昨年の12/5にリリースされておりますこのCD。
ギターの美しい作品集です。
音が流れた瞬間、まるで自分の居る場所に高い空がすーっと出現して
気持ちのよい風が吹いた気がして、それだけでじーんとしてしまいました。
聴いていてイメージが浮かんでくることはとても楽しいし、音楽の持つ
すばらしさだなあという気がします。
現代アルゼンチン音楽の最高峰アーティスト、カルロス・アギーレ(pf, vo)。
ブラジル・ミナスより、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート(vo)。
バンドネオン奏者の北村聡など、最高の音楽家たちを迎えています。
国も年も違うのでしょうが、自由な心の通わせ方が音に表れているように思います。
共通の「なにか」があるからできるのだと感じます。
今までこの音楽家たちの音楽を聴いたことがなかったとしても
このCDをきっかけに、いろんな音楽の道が繋がっていきそうです。
(cartaは藤本一馬さんのソロ作品からオレンジペコーを知るのでした)
山口洋佑さんのイラストによるアートワークも素敵です。
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この後、このquiet borderシリーズの第三段である
「Quique Sinesi Live in sense of quiet guest Carlos Aguirre」
(キケ・シネシ ライブインセンスオブクワイエット ゲスト:カルロス・アギーレ)
も届きます!(2/6発売予定)
cartaでも先行発売できそうなのでしばしお待ちを。
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そしてもう一枚、NRTより
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート「ドイス・エン・ペソア」
こちらは2004年に発売になっている二枚組のCD。
ポルトガルのフェルナンド・ペソアという詩人の作品に二人がシンプルで
美しいメロディーをつけたものです。
一枚は明るい緑色のCDのとおり、軽やかな気分で過ごしたくなるようなもの。
もう一枚は深い紅のCDで、しっとりと静かに美しさを味わいたくなるようなもの。
このお二人のうたごえは空気清浄器よりも役立つのではないかと思ってしまうくらい
空間やこころをきれいにしてくれる気がしてなりません。
これは時代を問わず、ずっと聴き続けられる一枚(あ、二枚ですね)。
ちなみに、キケ・シネシさんカルロス・アギーレさん、そして
ヘナート&パトリシアご夫妻、全て山形にて、山形ブラジル音楽普及協会主催での
ライブを聴いています。
どれも心に残るライブでした。サイン入りのCDは宝物。
ですのでご紹介できること、とても嬉しいのです。
音楽のいただきもの。いろんなひとにありがとうございます、とお伝えしたいです。
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ついしん
先日の津田貴司さん、そして今回ご紹介した2作品。
どれもcarta店内でよく流れています。
自分と対話しつつ、そしてお茶や時間をおいしくしてくれそうな音楽でもあります。
cartaが店でご紹介するには重要なポイントです。
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