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お盆を過ぎてもこう暑い日が続くとは。
そうだ、この暑さの中で、毎日聴いている音楽があるのでご紹介を。
(夏が終わる前に!)
ジョセフィン・フォスター&ザ・ヴィクトール・エレーロ・バンド
Josephine Foster & The Victor Herrero Band
の二枚組のアルバム。
2010年にリリースした『Anda Jaleo(アンダ・ハレオ)』と今年の新作『Perlas(ペルラス)』。
スペインの古い民謡集から曲を選び、アメリカ出身でクラッシック音楽やオペラも
学んでいるジョセフィン・フォスターが伸びやかにうたっています。
店では「ペルラス」の方が登場回数が多いのですが
海の風の中に、土のにおい、ハーブのにおい、山の風。
陽が差す場所のすぐそばのひんやりした日陰。
踊る音、人の声や息づかい。
熱いミントティーを飲みながら遠くを眺めたいような、遠くのどこかにいるような。
ジョセフィン・フォスターがインタビューでこのように答えています。
(聞き手はwindbellの富田氏)
Q:あなたが曲を書いたり、ご自分の作品を作る上でフォーク、トラディショナル
ミュージックに見出したこと、学んだことは何でしょう?
私がフォーク・ミュージックから獲たものとしてあげられるのは
使い古されたものにひそむ深いグルーブ。それはとても人間的なもので
多くの表現形態、時代にぴったり合うものだと思います。
遠くから聞こえてくる周波のようなものを受信すること。
それは私にとってすばらしいお手本をもつようなものなのです。
現世の同世代とだけ交わすものよりももっとマジカルな会話のようなものなんです。
音楽や踊りなどについて、ここ最近思っていたことが書かれてありました。
日本に住む自分も惹かれるのも自然なことなのだなあと思います。
このインタビューはCDのパッケージの中に折り込まれております。
インタビューもとてもいいなと感じました。
回を重ねるごとにこのアルバムの良さがじわじわとやってきた夏の終わり。
(遅いですね、スミマセン!)
でも本当に少しずつ、確実に、素晴らしさが耳や身体や心に沁みてきたのです。
どうやってお伝えすればよいのかとご紹介が遅くなってしまいましたが、ぜひ。
cartaでお取扱をしております。
願わくば、夏のうちに一度でも。
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