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少し前の出来事ですが。
お客さまからお手紙をいただきました。
いつもお茶をしにいらしてくださる方からで
中には、先日の(といっても6月後半のことですね)畠山美由紀さんのライブの感想が
書かれてありました。
とても心に残ったので、少しご紹介させてください。
あの日、ふるさとが津波に流されてしまってから
つらい出来事が時を置かずに目の前に現れたこと
ありのままを受け入れることがとても苦しかったこと
だから美由紀さんの「わが美しき故郷よ」をなかなか聴けずにいたこと
ライブ当日は楽しみな気持ちと、身構えてしまうのと半々だったこと
音が鳴り出したら、すっと身体が楽になって
心はただただ弾みだしたこと
世の中に当たり前のことなど何一つなく、毎日が奇跡の積み重ねなのだということ
そんなことを再確認した夜だったこと
などが綴られていました。
きっと会場に集まったお客さまの中には同じような気持ちだった方も
いらしたのではないかと思います。
美由紀さんもそのことは感じていたのではないかなあと。
「わが美しき故郷よ」はうたう方にとっても難しいと思います。
あの日はいつもと少し違った、と美由紀さんやマネージャーさんから後で聞きました。
会場の声にならない気持ちが伝わって、素晴らしい一曲になったという気がしています。
ありのままを受け入れることも難しいときも
毎日が奇跡の積み重ねだと思えるときでも
なにかのふとしたきっかけで目の前の世界は変わるのかもしれないですね。
美しいなと思うものも、自分がそう思うから美しいのであって
ということは、自分が思うように自分の世界を作っていることでもありますよね。
ならば自分が、素晴らしい自分の世界を見ているのだということをもっと
大事にしたほうがいいのかもしれません。
お手紙を寄せていただいたお客さま、ありがとうございました。
店を始めてからは、お客さまからお手紙を頂戴することが度々あります。
どれもとても嬉しく楽しく、ときには涙しながら読んでいます。
冗談じゃなく、手紙で救われたことが何度もあります。
この場をお借りして、いろんな方にお礼を申し上げます。
ありがとうございます!
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